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50周年記念事業 生産者とつながろう!プレ学習会開催報告(丸きんまんじゅう)

 

企画名:みんなでロールケーキを作ろう

日 時:6月8日(金)10:00~12:00

場 所:元木公民館(山形市)

生産者:丸きんまんじゅう

参加者:合計36名

主 催:南地区運営委員会

 

ロールケーキ作りにチャレンジ

 参加希望者が予定人数を大幅に越え、抽選によって選ばれた36名(内ゲスト7名)のみなさんで、ロールケーキ作りにチャレンジしました。

国産原料へのこだわり

 当日「丸きんまんじゅう」さんから、下田さんと江頭さんのお二人で来ていただきました。下田さんのお話しは、生活クラブに使用している国産原料の話から始まり、手作り感を残した製造へのこだわり、一般品と違い等をユーモアを交えながら分かりやすく説明していただきました。

特に印象に残ったのが、原料へのこだわりでした。小麦粉や米粉などはもちろん、パイナップルや芋まで国産にこだわり、素性のわからないものは使わないとのこと。和菓子では欠かすことの出来ない飴も、製飴メーカーに頼らず、自社工場で12時間をかけて製飴したつぶ飴、こし飴を使用しているそうです。下田さんのおっしゃった「裏切ることなく作り続けます」という言葉には、食べる人のことを第一に考えた誠実さを感じることが出来ました。

職人の技

 下田さんのお話の後、洋菓子開発担当の江頭さんに、工場で製造している時と同じように「フルーツロールケーキ」の製造工程をその場で再現して実演して頂きました。

 参加者の皆さんに見つめられながら、あっという間にロールケーキの形が出来ていきます。特に最後の「巻き」と呼ばれる作業では、鮮やかな職人技により、会場からは驚きの声と拍手が起こりました。この後、3~4人の組になって、各テーブルでフルーツロールケーキ作りが始まりました。巻いたロールケーキで、プッシュドノエルを作っていきます。

下田さんの提案で、誕生日が近い方の名前をチョコプレートに書いて、誕生日バージョンにしていきます。それぞれのグループで協力し、一つのロールケーキうを作っていきます。特にスポンジに生クリームを塗る作業や巻きの作業が難しいようでした。

 最終的にテーブルごと、このような可愛いロールケーキを作ることが出来ました。最後に下田さんがケーキを切り分け、待ちに待った試食会となりました。自分たちで作ったロールケーキのほかに、今年9月に新登場の「スフレチーズケーキ」と「渋川栗のモンブランケーキ」、「和菓子でいきなり団子」、「米粉の破れまんじゅう」、「米粉のロールケーキプレーン」もお皿に準備します。さながらケーキバイキングのようで、「来てよかったー!」と皆さん大盛り上がりでした。各テーブルを下田さんと江頭さんが回り、消費材の話や、お菓子作りについて質問が飛び交っていました。

 

 今回のプレ学習会ではゲストの方はもちろん、生活クラブの学習会に初めて参加する組合員も多く、さまざまな出会いもあった学習会だったと思います。

 参加者からは、「隣の方がゲストの方だったんですけど、石けんの話もできたりして楽しかった」とおっしゃっていました。またアンケートの中に「また買わなければいけない消費材が増えてしまいました。」と書いた方もいらっしゃいました。

 

「裏切ることなく作り続けますので、皆さんも甘いものを食べて笑顔になって下さいね。」  丸きんまんじゅう 下田祐次氏

 

今回は生産者と組合員をつなぐだけではなく、組合員同士や人と人とをつなぐものだということを確認できたプレ学習会でした。

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