復興のつどい・追悼式を開催
日時 : 2013年3月10日(日) 10:00~13:00
会場 : 置賜総合文化センター及び置賜保健所
主催 : 東日本大震災復興祈念事業(米沢会場)実行委員会
震災から二年
3月10日(日)、2011年3月11日(金)に発生した未曾有の大震災「東日本大震災」から二年を迎え、犠牲となられた方々を追悼し、また被災地・被災者の復興を祈念するとともに、被災者と山形県民の交流の場に、復興のつどいを開催しました。
約400人が出席
低気圧からの影響から、朝から冷たい雨降り、強風とあいにくの天気でしたが、会場には県内への避難者をはじめ、置賜地区の首長や県議会議員、実行委員会のメンバーや市民ら、約400人が参加しました。
希望の光を信じて
復興のつどいは三部構成で行われ、第一部は避難者の合唱コンクール「HAPPY愛LANDS」と米沢市の合唱団の有志が県民歌「最上川」と「翼をください」を合唱。次に主催者を代表して、井上肇実行委員長(左 写真 ボランティア山形代表理事)から、「限られた力はあるが、同じ国民、東北人として被災者とともに、希望の光を信じて歩んでいきたい」と挨拶がありました。
心の復興
出席者全員で犠牲者への冥福を祈り黙祷を捧げた後、、福島から子ども3人と避難している避難者の代表からは、「この二年間は先が見えない不安な日々だった。私たちは「心の復興」を第一に、山形の皆さんの力をお借りしながら、前を向いて精一杯生きていきたい」と話してくれました。
元気!希望。光は必ずあるはずだ!
第一部の結びに、実行委員会より、被災地の一日も早い復興と、放射能汚染の不安からの解放を願って、次の復興に向けた宣言で締めくくりました。
復興に向けた宣言
- 福島第一原発事故処理に全力をあげ、一日でも早い事実上の収束を実現させよう。
- 二度と原発事故により、私たちが放射能汚染におびえる必要がないようにしよう。
- 避難された家族みんなが安心して、心休まる生活ができるよう、私たちはあたたかく受け入れ、これからも連帯の輪を広げよう。
第二部は、ミニコンサートや抽選会、第三部は置賜保健所の駐車場に会場を移し、「浪江焼きそば」や「浜焼き」、「ラーメン」等の振る舞いコーナーで、避難者と県民の交流が大いに図られました。