避難者と市民ら、約500人が祈りを捧げました
平成27年度 東日本大震災復興祈念事業(米沢会場)
テーマ
響け5年の叫び・輝け一筋の光
「真心に希望を込めた復興を!」 山形から!
2016年3月11日(金)、「平成27年度東日本大震災復興祈念事業(米沢会場)【復興のつどい・追悼式】」が、伝国の杜 置賜文化ホール(米沢市丸の内)にて執り行われました。
本祈念事業は、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災から5年を迎えるにあたり、震災で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地をはじめとした東北全体の復興・再生を願うものです。会場入り口に設けられた献花台では、避難者と市民ら約500人が祈りを捧げました。
発生時刻2時46分、来場者全員で黙とう
あらためて5年前の震災と原発事故は未曾有の被害をもたらしました。捉え方によって「もう5年」、「まだ5年」と分かれるのは、この5年の置かれていた環境によるものかもしれません。
米沢市避難者支援センター「おいで」事務長の上野寛さんは、「避難者の置かれている状況は厳しい。声は届かない状況だが、届くまで伝え続けていく」と固い決意を述べられました。
また、誓いの言葉では九里学園高等学校1年生の高橋雅さんから、「学校活動で被災地を訪問する機会を得た。今でも57,000人もの方たちが仮設住宅での生活を余儀なくされているが、あまりにも狭いところでの生活に、体の不自由な方やお年寄りには負担が大きいこと、プライベートを保たれない状況など、新聞などでは報じられない実態を知ることができた。震災から5年、私たちに何ができるだろうと考えた時、被災地に向き合う、忘れないことを誓いの言葉としたい」と話してくれました。
加藤登紀子さん「歌とトーク」
協賛金のご協力、誠にありがとうございました。
組合員のみなさんからお預かりした本祈念事業への協賛金の総額は、13万円でした。(2016年3月11日現在)