北海道の東しゃこたんに行ってきました!
2016年6月29日(水)~7月1日(金)、生活クラブ連合会の消費委員会のメンバー5人とともに、北海道の東しゃこたんでの水産地交流会に参加しました。
訪問したのは、北海道南部の日本海側に位置する小樽のNSニッセイと東しゃこたん漁協。
★NSニッセイ
<取り組んでいる消費材>
鮭、昆布巻、つぶ貝、甘エビ、ししゃも、ほたて、松前漬け、スモークサバ、スモークサーモンなど
<会社の特徴>
●工場には化学調味料や合成添加物は存在しない。
●「魚醤」をうまみの素として使用。
●添加物を使わないので温度管理と衛生に気を遣っている。
●合成洗剤なし、全工程にてせっけんを使用。
<オリジナル「魚醤」の開発>
化学調味料に頼らず旨みをどう出すか考えた末に、小樽名物のにしんを利用した魚醤を開発し、いろいろな加工品に使っている。その後、えび、ほっけ、さばなどの魚醤も。魚醤は地元にあるものではなく、NSニッセイのオリジナルというところがスゴイ!
※購入し、自宅で醤油味の焼きそばに使ったところ、いつにない絶品の味に。とてもよい隠し味になります。しょっぱいのでほんの数滴でOK。WEBでの限定取組あり。
<感想>
海のそばにはない立地(小樽の山ぎわにある)だからこそ、NSニッセイにしかできないものを作りたい、水産加工にとどまらず、食品加工会社としていろんなジャンルに挑戦していきたいというお話でした。新たにキッチンスタジオを作り、組合員や地元の人たちとの交流の場として活用したいという女性専務ならではのアイデアもあり、開発中の新規消費材もたくさん紹介いただきました。今後が楽しみです。
<私のお気に入り>
●「昆布巻」 昆布巻はレトルト加工に向いており、家庭で同じように調理することは難しいと聞きました。甘すぎず、昆布はやわらか、中の具も贅沢です。
●「ししゃも」 北海道産のししゃもは値段が高いだけあって、「カペリン」よりずっと美味しい。稀少な高級魚なので大切に味わいたいと思います。
●「スモークさば」 「北海道海鮮スモークセット」というギフトにあります。プレーン味と黒コショウ味の2種類あり。いつものカタログに載るといいなと思っています。
次回は東しゃこたん漁協の模様をお知らせします。
報告者:連合消費委員会メンバー 小坂 晋子